心身の健康に対する園芸活動とその生産物の効果
研究課題情報
- 体系的番号
- JP06660037 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 06660037
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 農学 > 農学 > 園芸・造園学
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 1994 〜 1996
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,100,000 円 (直接経費: 2,100,000 円)
研究概要
心身に対する園芸の効果、その活用の実情、園芸活動に必要な園芸情報の提供について調べ、次のことを明らかにした。 園芸活動はさまざまな運動強度をもつ作業を含んでおり、体力の程度に応じて自分にあった作業を選びうる。運動強度の大きな作業はスポーツに代わる運動として体力強化にも利用できる。 市民農園における耕作者には、自分で栽培した新鮮かつ無農薬の野菜、花などの生産物を期待する人が多く、次いで、土に親しみながら自然に触れることや作業で汗を流す爽快さを味わって健康づくりを目指す人、生きものを数え、土に親しみながら情操を養い、感性を磨くなど、子どもの教育を考える人も多い。 日本でも、園芸が療法的な手法として使われてはいたが、「園芸療法」という分野は確立されてこなかった。Horticultural Therapyという言葉は、1982年に「園芸療法」と翻訳されて導入された。しかしながら、その教育システム、実践技術などが本格的に紹介あるいは導入されるようになったのは1990年代になってからである。 福岡県内では、福祉施設・精神病院のほぼ3分の2が何らかの形で園芸作業を取り入れているが、必ずしも対象者の状態に適応した、適切な園芸活動が行われているわけではない。すなわち、「園芸療法」というとらえ方はほとんどなされていないし、その評価についても暗中模索の状態である。 園芸活動を行ううえで必要な情報源のうち、テレビ、ラジオではNHK(日本放送協会)を通して1週間に3番組合わせて60分の園芸情報が全国に向けて発信されているが、民間放送による情報は地域によってかなり異なっていた。
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