食用ハス(レンコン)における肥大茎形成制御機構の解明

研究課題情報

体系的番号
JP15780027 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
15780027
研究種目
若手研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 生物系 > 農学 > 農学 > 園芸学・造園学
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2003 〜 2005
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
2,900,000 円 (直接経費: 2,900,000 円)

研究概要

食用ハス(レンコン)の促成栽培を安定化させるとともに,ハスにおける休眠の意義について明らかにすることを最終的な目的として,実生を用いたコンパクトな実験系を利用した食用ハスの肥大茎形成の要因,特に日長反応性の解明と植物ホルモンによる影響について検討した. 前年度までの実験で,地下茎の肥大は短日によって誘導され,その限界日長は12〜13時間の範囲にあること,短日条件下における光中断処理について,青,緑,遠赤色光による光中断では,地下茎が肥大するが,白,黄,赤色光で光中断を行うと,地下茎が肥大せずに伸長することを明らかにした.本年度は,短日下における補光処理の光質が地下茎の生育に及ぼす影響について調査した.その結果,地下茎の肥大/伸長反応は光中断と同様の光質に影響を受けていることが分かった.次に,短日条件における光中断(赤色光)の時間帯が生育に及ぼす影響について調べたところ,暗黒処理開始8〜10時間後が最も光中断の反応性が高く,その時間帯から離れるにつれて,反応性が低くなることが分かった.さらに,長日条件下において外与のABAを処理した結果,対照区では地下茎が肥大せずに伸長したのに対し,ABA処理区では,地下茎が肥大した. 前年度までの結果と本年度の結果を総括すると,食用ハスの地下茎は短日下で肥大,長日下で伸長するが,この地下茎の反応は日長をフィトクロムで感受し,それによって植物ホルモン(ジベレリンとABA)量が制御され,形態を変化させている現象であると考えられた.

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