中枢性浸透圧感知における新規TRPV1分子の機能解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP16K08073 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 16K08073
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 生物系 > 農学 > 動物生命科学 > 統合動物科学
- 研究機関
-
- 鳥取大学
- 研究期間 (年度)
- 2016-04-01 〜 2019-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,940,000 円 (直接経費: 3,800,000 円 間接経費: 1,140,000 円)
研究概要
中枢性浸透圧受容分子として注目されているTRPV1関連分子についてその脳内局在と細胞機能について解析を行った。バゾプレシンニューロンの細胞体が存在する視床下部視索上核においてはTPRV1_SON、TRPV1ともに腹側のバゾプレシン領域に著明な信号が観察された。TRPV1_SONはHEK293細胞に単独で発現しても、TRPV1と共発現しても浸透圧応答を起こさなかった。
ほ乳類、鳥類における体液浸透圧、体液量調節機構は多くのこれら動物種が水から離れて生活するため、極めて精巧であり、全体重の約60~70%と膨大な容積を占める大量の水とその浸透圧を±数%以内で制御している。体液浸透圧の増加を中枢神経系がどのような機構で感知しているかについては現在で不明であるが、その候補分子として新規に発見されたTPRV1_SONの脳内分布と機能を解析した。今回の研究でTPRV1_SONは検索した全ての組織でTRPV1と共発現していたが、単独でもTPRV1との共発現においても浸透圧感知機能を示さなかった。TRPV1が浸透圧感知分子ある可能性が示唆された。