小型高速観測システムが太陽系外縁部のベールをはがす
研究課題情報
- 体系的番号
- JP16K17796 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 16K17796
- 研究種目
- 若手研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 理工系 > 数物系科学 > 地球惑星科学 > 固体地球惑星物理学
- 研究機関
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- 国立天文台
- 研究期間 (年度)
- 2016-04-01 〜 2018-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
本研究では太陽系の外縁部に存在する半径1-10 km程度のサイズ(キロメートルサイズ)を持つ太陽系外縁天体(TNO)を検出する手法を開発した。こうしたキロメートルサイズのTNOは超大型の望遠鏡でも直接観測することが不可能であるが、本研究ではキロメートルサイズのTNOを検出するためにこうしたTNOが恒星の手前を通過する『掩蔽』と呼ばれる現象を小型の観測システムを用いて観測した。本研究では小型観測システムを用いた計2年間にわたる観測により、こうしたキロメートルサイズTNOの個数密度を推定することに成功した。