アンキローシス発生機序探索の鍵となる新規TGF-βシグナル関連因子分子機構の解明
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- 御手洗 裕美
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K19032
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K19032
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57030:保存治療系歯学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
意図的再植後に起こりうるアンキローシスの発生をコントロールするため、予知性の高い治療法への改善が必要とされている。本研究では歯根膜組織の緩衝能に重要なTGF-β-α-SMAシグナルの新規発現制御因子の機能ならびに分子基盤の詳細な解析と、エピジェネティックな転写制御機能を明らかにしたうえで、エピジェネティクス関連分子を用いたin vivoモデル(意図的再植)における歯根膜組織再生効果を検討する。本研究から得られる結果により、咬合力による緩衝能を維持した歯根膜細胞を増殖・誘導し、アンキローシスを防止して意図的再植法の予知性を高める新たな歯内疾患治療法の開発に繋げていくことができると考えられる。