二次性徴の性スペクトラム「アンドロゲンによる組織特異性とサイズ調節の分子機構」
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- 荻野 由紀子
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H04928 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H04928
- 研究種目
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 10,920,000 円 (直接経費: 8,400,000 円 間接経費: 2,520,000 円)
研究概要
アンドロゲンによって誘導される生物種特異的な雄の外部形態や繁殖行動は、種分化の機構である生殖隔離に貢献し、生物多様性の創出や維持に重要な役割を果たす。しかし、二次性徴形質の多様性の根源である組織特異性やサイズ(強弱)の制御機構は不明である。本研究では、二次性徴発現の初段階に形成される未分化間葉細胞からなる司令塔様細胞集団に注目し、この細胞集団の成立と維持を導く遺伝発現、クロマチン動態から、二次性徴を特徴付けるアンドロゲン受容体AR の組織特異的な機能発現の分子機構を解明する。さらにこの細胞集団を中心とした組織間相互作用からサイズ制御の分子機構を解明する。

