IgG4関連疾患におけるクラススイッチ機構の解析
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- 宗村 龍祐
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K21090 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21K21090
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 0907:口腔科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-08-30 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 3,120,000 円 (直接経費: 2,400,000 円 間接経費: 720,000 円)
研究概要
IgG4 関連疾患 ( IgG4-RD ) はB 細胞の免疫グロブリンの産生がIgG4 へクラススイッチする特異的な全身性の疾患である。未だIgG4 産生の病態は不明であり、治療法が確立されていない。従前に我々はIgG4 産生に関与する疾患特異的な細胞群を探索する目的に、IgG4-RD 患者の罹患臓器に浸潤した全免疫細胞をシングルセルレベルで解析した結果、極めて特徴的なIgG4 産生 B 細胞および濾胞性ヘルパー T (Tfh)細胞の存在を明らかにした。そこで本研究では、IgG4 産生の分子機序を明らかにし、IgG4 産生に関与する疾患特異的な細胞群を標的とした新規治療法の確立を目指す。

