腸内細菌とミクログリアが切り拓く神経性やせ症のパラダイムシフト
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K02573 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K02573
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52010:内科学一般関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2029-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,850,000 円 (直接経費: 14,500,000 円 間接経費: 4,350,000 円)
研究概要
本研究では、“腸内細菌-脳-腸相関”の機能異常が関与している疾患として神経性やせ症(anorexia nervosa: 以下ANと略)に注目し、その病態解明と新しい治療法の開発を目的とする。 それを実現するために、AN型人工菌叢マウスによる動物実験と単一細胞RNAシークエンス解析(single-cell RNA-sequencing: scRNA-seq)を行う。また、AN患者におけるグリア様細胞の特徴を明らかにするため、末梢単球由来の誘導ミクログリア(iMG)を作製し、その表現型を健常女性由来のiMGと比較するとともに、治療前後における変化を検討する。

