「公共の秩序に対する犯罪行為」の比較法的検討
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- 野澤 充
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP17KK0051 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 17KK0051
- 研究種目
- 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 人文社会系 > 社会科学 > 法学 > 刑事法学
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2018 〜 2023
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 6,500,000 円 (直接経費: 5,000,000 円 間接経費: 1,500,000 円)
研究概要
現在のドイツ刑法典の元となるものが形成されたとされている1871年のドイツライヒ刑法典に関して、その制定過程について研究した結果、各則の規定が段階を分けて形作られたことが明らかとなった。 さらに比較法という観点からはこのようなドイツ刑法と日本刑法の規定に関する比較だけでなく、理論的観点からの比較・議論が必要であると考え、ドイツ・エアランゲン=ニュルンベルク大学のクリスチャン・イェーガー教授を日本に招き、3つのテーマに関して日本人研究者との検討・議論を行った。これにより、ドイツ刑法学に関する最新の知見が得られるとともに、日本の刑法学において検討すべき課題もいくらか明らかにすることができた。
ドイツ刑法学の制定過程、とりわけ各則の規定の制定過程が明らかになることにより、「公共の秩序」といった抽象的な概念を保護の対象とする規定のあり方について、「具体的な行為態様の列挙」によるアウトラインの形成が重要であることが分かった。このような観点から、抽象的な法益を保護するための新たな刑事立法の際の限界づけの方法論が明らかになったといえ、今後の刑事立法に際しての有益な指針を示すことにつながるものと考えられる。
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