住み継ぎの段階性に着目した集落を継承する少人数社会システムの構築に関する研究

研究課題情報

体系的番号
JP18H01606 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
18H01606
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 小区分23030:建築計画および都市計画関連
研究機関
  • 和歌山大学
研究期間 (年度)
2018-04-01 〜 2022-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
17,030,000 円 (直接経費: 13,100,000 円 間接経費: 3,930,000 円)

研究概要

本研究は、少人数の担い手を前提として、住まいやなりわいの場である集落を、いかに住み継がれることができるかを課題としている。多様な担い手によって、集落の居住を次世代へ継承しようとする営みを「住み継ぎ」と定義し、以下を明らかにした。 住み継ぎの要因は、継承されるものを具体化することが効果的であることを導いた。その手法について、第三者が介在すること、信頼を見える化することが効果的であることを明らかにした。地域内部に軸足をおいた地域内外の関係への政策的働きかけから、少人数でも地域が住み継がれる社会の展望が描かれる。これらを、『少人数で生き抜く地域をつくる』(学芸出版社、2023年3月)としてまとめた。

2014年からはじまった地方創生政策以降、各地域で人口増を目指す施策展開が目指され、移住を促すための都市住民の意向調査や移住者と地域住民に着目した研究が重ねられている。「住み継ぎ」という概念を手がかりに、必ずしも人口増ではない、少人数で地域社会を継承することを前提とし、継承されるものの具体化、第三者の介在、信頼の見える化といった研究で得られた知見によって、その社会的なシステム構築にむけた地域社会の展望を描いたところに本研究の意義がある。

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