管理職のワーク・ライフ・バランスを規定する要因についての研究
-
- 岸野 早希
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP18K12871 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 18K12871
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分07080:経営学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 流通科学大学
- 研究期間 (年度)
- 2018-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 3,250,000 円 (直接経費: 2,500,000 円 間接経費: 750,000 円)
研究概要
本研究の目的は管理職層のワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現を規定する要因を明らかにすることである。企業におけるWLBの実現において管理職が重要な役割を担うことが指摘されているが、これまでのWLB研究ではその役割を担う管理職自身のWLBに着目した研究はこれまでほとんどなされていなかった。 そこで文献やインタビュー、アンケートを通じた調査から、管理職のWLBを規定する要因を検討した。その結果、「仕事生活に関わる要因」「仕事以外の生活に関わる要因」「両立のための対処行動」という3つのカテゴリーについて計23個の潜在的な要因を明らかにした。
本研究では管理職層のワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現を規定する要因を文献、インタビューおよびアンケート調査を通じて明らかにした。本研究の学術的意義は、企業組織において従業員のWLBの実現を考える際には、管理職層と非管理職層ではWLBの実現に影響する要因が異なることを踏まえて議論を行わなければならないことを示した点である。また、社会的意義ついては、文献調査より管理職のWLBの実現も考慮することの重要性を示した点である。部下と上司の仕事と生活の関係に対する知覚は互いの仕事生活領域の知覚に影響を与えあう関係性にあるため、部下のWLBを実現するには上司のWLBも実現することが重要である。