肝内胆管癌の罹患率は全世界的に上昇傾向を示しており、国内の罹患率および死亡率は明らかに増加している。肝内胆管癌は肝臓内に発生する胆道癌であり、組織学的多様性に富む癌腫である。個々の症例での相違のみならず、一つの腫瘍内においても不均一性を示すことから、詳細な病理学的特徴に基づいた治療方針決定が望まれる。肝内胆管癌は大型胆管から発生するLarge duct typeと小型胆管レベルから発生しするSmall duct typeに区分することが可能である。多様性を示す肝内胆管癌には個別化治療が重要であり、癌細胞の分子遺伝学的な異常ならびに腫瘍内免疫微小環境を包括的に解析することを目的とする。