膵癌肝転移オルガノイドを用いたCAFs由来転移ニッチと化学療法抵抗性機序の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K08049 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K08049
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
膵癌は非常に予後不良な疾患であり、術後の半数が肝転移で再発する上に、膵癌肝転移に対する化学療法の完全奏効率は依然として低い。本研究では膵癌肝転移における肝微小環境に着目し、膵癌肝転移巣から主要な間質細胞である肝星細胞を分取して膵癌肝転移オルガノイドを作成し、肝微小環境における癌間質相互作用を再現・解析することで、膵癌肝転移成立・維持機構を解明する。実際の生体内環境により近いプラットフォームで検討することで、転移成立・維持に必要なニッチ因子を同定し、転移巣支持ニッチ因子を標的とした新たな膵癌肝転移制御法を開発する。

