これまで味覚受容体とリガンドの静的な結合形態に着目されてきたが、結合後の動的相互作用に関してその多くは謎であった。そこで本研究では、1) 生体環境を模倣したin silico網羅的変異分子シミュレーションを用いることで、味覚受容体の分子間、分子内動的相互作用の解明を目指す。次に2) in vitro味覚受容体機能解析系に落とし込むことで、受容体動的活性化メカニズムの理解を深める。3)さらにがんなど病態における味覚受容体変異を分子モデル、受容体機能解析系双方で再現し、受容体生理・病態機能の理解を深める。