腎移植後大腸癌の発癌と腫瘍免疫システムの解明:免疫抑制薬のジレンマ克服を目指して
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K11986 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K11986
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
近年、臓器移植の術後短期成績は良好であるが、免疫抑制薬による悪性腫瘍の発症リスクが長期成績の課題である。大腸癌もその一つであり、免疫抑制によるTリンパ球機能低下が発癌・進展に関与すると考えられる。固形癌において腫瘍細胞とその微小環境における相互作用が発癌・進展・治療抵抗性に関与するといわれている。さらに微小環境の腫瘍免疫が発癌に関与し、有効な治療ターゲットにもなりうる。一方で、現在まで臓器移植後大腸癌の腫瘍免疫システムを解析・検討した報告はない。本研究では、腎移植後大腸癌の腫瘍内および微小環境の免疫システムを単一細胞レベルで網羅的に解析し、新たな治療法や発癌予防法の確立を目指す。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040866882795394048
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN