日本における非心臓手術後の心筋傷害の実態調査:多施設共同前向き観察研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K12172 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K12172
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55050:麻酔科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2030-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
非心臓手術後の心筋傷害は約15%の患者に生じ、患者予後と関係している。最新の欧州の非心臓手術における評価と管理に関するガイドラインでは心筋トロポニンを測定することを強く推奨している。しかし、本邦ではその実態すら明らかではないため、今回本邦における心筋傷害の発生率を調査し、患者リスクおよび手術リスクとの関係を明らかにすることで、心筋トロポニンを測定すべき対象患者を同定する。 また、心筋傷害の原因のひとつとして術中低血圧が注目されており、欧米では術中の平均動脈圧<65 mmHgの低血圧が心筋傷害を含めて関係していることが示唆されているが、本邦の患者においての締結あるの閾値を明らかにする。