用指回転介助法の技法
Abstract
会陰保護をはじめとする分娩に関する助産技術は,個人の技能として存在してきた。長年築き上げてきたすぐれた助産技術を青木,大谷,田中, 桶谷らのように発表した人もいるが,一般に個々の卓越した助産技術は個々の技術として埋もれていく傾向にある。浜松市は全国の中でも開業助産婦の多い地域である1)。宮里2)らも述べているように,先輩諸姉のすぐれた技術を1つでも多く継承していくことが,今後の助産婦にとって重要であると考える。そこで今回は,栗原キクが昭和42年ごろ開発した用指回転介助法の技法について分析し,検討したので紹介する。
Journal
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- 日本助産学会誌
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日本助産学会誌 6 (1), 45-49, 1992-12-25
日本助産学会
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Details
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- CRID
- 1050001201676345472
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- NII Article ID
- 120005305460
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- ISSN
- 09176357
- 18824307
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10271/2535
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles