書誌事項
- タイトル別名
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- There's+NP+beenブン ノ イチ コウサツ
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説明
本稿は、There’s a visitor been waiting to see you. のような there’s+NP+been 文の文構造の解析を目的とする。there+be+NP+VP 文、there+be+NP+pp 文、there+have+NP+pp 文と 歴史的な推移や出現する文脈のフォーマル度を比較することにより、当構文はthere+be+NP+VP 文のカジュアルな文型、つまり縮約形there’s が不変化詞として機能し、 完了を表す have がNP の後で省略された文構造を持つと主張する。There’s a man been shot,hasn’t there? という付加疑問文では、there’s が文頭にあることから、存在文だと認識され るため、付加疑問部の主語にthere が選択され、省略されたhave が助動詞として使われていると推測する。
収録刊行物
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- 摂大人文科学
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摂大人文科学 (23), 43-56, 2016-01
寝屋川 : 摂南大学外国語学部「摂大人文科学」編集委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202581741696
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- NII論文ID
- 120005709368
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- NII書誌ID
- AN10436349
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- ISSN
- 13419315
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- NDL書誌ID
- 027164101
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles