少子地域における地域子育て支援サービスの利用状況に関する研究 : A 自治体の子育て家庭の特性との関連に着目して

機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The current state of the use of regional child care support services in the declining birthrate region : Focusing on the relationship between municipalities A and the characteristics of the characteristics of people raising children
  • ショウシ チイキ ニ オケル チイキ コソダテ シエン サービス ノ リヨウ ジョウキョウ ニ カンスル ケンキュウ : A ジチタイ ノ コソダテ カテイ ノ トクセイ ト ノ カンレン ニ チャクモク シテ

この論文をさがす

抄録

本研究では、少子地域で子育てをする人たちの特性とそれがサービス利用に与える影響及び地域特性に応じた地域子育て支援サービスのあり方について明らかにすることを目的としている。地域子育て支援サービスとして「親子の交流の場」「子育て相談」「一時預かり」を取り上げている。これらの3 サービスを取り上げたのは、①対象やニーズが限定されていないサービスであること、②子ども・子育て支援法に基づく地域子ども・子育て支援事業で取り組まれている箇所が多い(多くの自治体で取り組まれている)からである。研究方法は、年少人口割合が対象県内の平均値以下であるA 自治体内のサービス利用対象となる子育て中の親に対してアンケート調査を行った。結果、地域子育て支援サービスには、「親子の交流の場」のようにサービスが持つ特性と利用者特性が深く関係してくるものがあることが明らかになった。このことが少子地域であるために生じているかどうかまで分析することはできなかったものの、地域における子育て家庭数の減少が、子育て特性を際立たせている可能性があり、今後の検討課題として示された。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ