高等学校における不登校、中途退学の状況
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説明
小中学校における不登校児童政党数だけでなく、高等学校における不登校生徒数も高止まりの状態が続いている。本レポートでは高校における不登校、中途退学の状況について全日制過程、定時制過程、通信制過程など過程別の状況にも着目して論じ、高校における不登校支援の施策の現状についても検討を行った。高校における不登校支援は、義務教育である小中学校に比べて充実しているとは言い難い現状がある。また、高校では、単位修得の必要性や、過程が異なることによる学校としての枠組みのゆるやかさの違いなど、小中学校の不登校とは異なる点があるとともに過程ごとに特徴が見られる。高校であるがゆえの特性に加えて、全日制過程、定時制過程、通信制過程のそれぞれの学校の特質に合わせた支援を行っていく必要があると考えられる。
収録刊行物
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- 奈良女子大学心理臨床研究
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奈良女子大学心理臨床研究 6 53-58, 2019-03-31
奈良女子大学臨床心理相談センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338420507776
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- NII論文ID
- 120006708464
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- NII書誌ID
- AA12714928
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- HANDLE
- 10935/5325
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN