Bibliographic Information
- Other Title
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- チョウハイジク チョウ カヘイ アズキ ケイトウ ノ キカイ ジョソウ コンバイン シュウカク テキセイ ヒョウカ
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Description
小豆の長胚軸系統を供試して、手取り除草を省略した機械除草体系を実施した結果、長胚軸系統では普通の胚軸長の品種に比べて、早期の培土で埋没する株が明らかに少なかった。機械除草体系では、手取り除草を行った慣行の除草体系と比較して雑草本数は少なくなったが、生育初期の培土時に埋め込まれずに生き残った雑草が大株に成長したため、生重では慣行を上回る場合が多かった。そのため、機械除草体系では初期の培土を十分な高さに行うことが重要であり、長胚軸は機械除草体系に適している。一方、長胚軸系統と長花柄系統を供試したコンバイン収穫試験では、長花柄によるコンバイン収穫損失の低減効果はなく、長胚軸では倒伏しない場合には損失を低減することができた。以上より、長胚軸は機械除草体系及びコンバイン収穫に適している。なお、実用品種の育成に当たっては、着莢位置が高いこと、耐倒伏性を有することが必要である。
Journal
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- 北海道立農業試験場集報
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北海道立農業試験場集報 (94), 55-64, 2009-10
長沼町 (北海道) : 北海道立中央農業試験場
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050001338711063808
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- NII Article ID
- 40016976205
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- NII Book ID
- AN00231270
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- ISSN
- 04410807
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- NDL BIB ID
- 10564630
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles