書誌事項
- タイトル別名
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- 特別講演 生得的な脅威感知システム : ウロコのテクスチャーがあるからヘビが怖い
- トクベツ コウエン セイトクテキ ナ キョウイ カンチ システム : ウロコ ノ テクスチャー ガ アル カラ ヘビ ガ コワイ
- An innate threat detection system in the human brain : Scale is the key to fear for snake
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抄録
私たちは、誰かが怒っている顔やヘビなどを見れば恐怖を感じる。これは経験によって学習した情動反応なのか、生得的にもっている脅威感知システムによるのだろうか。成人を対象とした実験で、ヘビやクモをすばやくみつけられることを実験的に示し、これらに対する敏感性を確認した。つづいて、3-5歳の子どもでも同じ結果が得られることを確認した。このことは経験の効果が弱いことを示している。さらに、ヘビを見たことのないサルでも同じ結果が得られることを示し、これらの対象に対する敏感さは進化的に培われた生得的なものであることを確認した。では、生まれる前からどのようにヘビを認識できることになっているのだろうか。これは脳の視床にある核が特定のパタンに反応することで恐怖センターである扁桃体を賦活させるためと考えられる。そのパタンとはヘビに特徴的なウロコであり、これが鍵となってヘビへのすばやい反応を喚起させていると考えられる。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ
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電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ 112 (161), 1-6, 2012-07
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報
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- CRID
- 1050001338804658048
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- NII論文ID
- 110009625834
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- NII書誌ID
- AA1123312X
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- HANDLE
- 2237/23482
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- NDL書誌ID
- 023872697
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- ISSN
- 09135685
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles