複数の検出手法の統合による3次元腹部X線CT像からのリンパ節自動検出に関する検討

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タイトル別名
  • フクスウ ノ ケンシュツ シュホウ ノ トウゴウ ニ ヨル 3ジゲン フクブ Xセン CTゾウ カラ ノ リンパセツ ジドウ ケンシュツ ニ カンスル ケントウ
  • A study of automatic lymph node detection method based on combining a number of detection techniques from 3D abdominal X-ray CT images

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抄録

本論文では,大腸がんや胃がんの術前診断支援を目的とした,腹部リンパ節の自動検出手法について述べる.転移リンパ節の可能性のある腫大リンパ節を自動的に検出することにより,切除範囲決定支援などの術前診断支援,ならびに検出したリンパ節の提示による術中支援の実現を目的とする.今回,従来手法の問題点であった過検出の削減の改良として,最小方向差分フィルタを用いた過検出削減を行った.腹部CT像28例に対する実験の結果,腹部リンパ節を約70%の精度で検出としたときの過検出数は約156個/例であった.

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