2007年新潟県中越沖地震による建築物被害と地震動の相関関係(材料・構造系)

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  • Correlation between building damage with strong ground motions in The Niigataken Chuetsu-Oki Earthquake in 2007

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抄録

2007年新潟県中越沖地震での強震観測点周りを中心とした構造物被害と速度応答との相関を示した。柏崎市震度計、K-NET柏崎、柏崎市西山町の3観測点周りで全壊した建物があった。全壊家屋のある3箇所のうち2箇所が隣接していた為に、そのスペクトル性質のまま周期2秒以上で高い相関となる結果となった。しかし、中越地震時の記録も加えることにより、相関の高い周期帯が中越地震のみの場合よりも2秒以上の周期帯で相関が低くなり、1-2秒のピークがより明瞭に現れることがわかった。

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