マルチパーティ計算を利用した秘匿情報統合分析に対するゲーム理論の適用

説明

データを秘匿したまま計算する手法の 1 つであるマルチパーティ計算 (MPC) の研究が行われている.MPC の正常な実施には複数の組織が秘密分散された入力情報を用いて協力して処理を実行する必要がある.これまで研究では MPC 技術そのものの研究が盛んに行われており,機能や性能の向上がもたらされ現実的な利用が視野に入ってきたものの,実社会での実施方法については十分に検討されているとは言い難い.そこで本論文では,MPC のユースケースとして情報統合分析に焦点を当て,複数の組織が協力して MPC を実施するゲーム理論を適用したモデルの提案を行う.

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