異常系試験可能な相互接続試験システムの開発

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タイトル別名
  • Development of an Interconnectability Testing System Which Can Test under Abnormal Conditions.

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説明

OSI製品の相互接続性を確認する試験としては、一般に適合性試験と相互運用性試験が行なわれている。適合性試験は、1つの製品がOSIプロトコルに正しく準拠しているか否かを確認する試験であり、異なる製品同士を実際に接続させて試験を行なうものではない。そのため、適合性試験に合格しても、相互接続性は必ずしも保証されない。相互運用性試験は、異なる製品同士を実運用状態で接続し、システムの動作を確認する試験である。そのため、実運用状態における正常系の動作は確認できても、異常データ受信時等の異常系動作は確認できない。我々は、これら2つの試験を補足し、相互接続性を高める試験として相互接続試験を提案し、試験システムの開発を行なっている。本稿では、従来の試験では実施できなかった異常系の試験を可能にする相互接続試験システムについて報告する。

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