中山間地域における高齢者の生活行動と移動に関する研究 - 廿日市市浅原地区を事例として -

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Life Behavior and Activity Range in Rapidly Aging Mountainous Regions - Based on Research in Asabara Area -
  • チュウサンカン チイキ ニ オケル コウレイシャ ノ セイカツ コウドウ ト イドウ ニ カンスル ケンキュウ : ハツカイチシセンゲン チク オ ジレイ ト シテ

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説明

広島県廿日市市の中山間地域に位置する農村集落である浅原(高齢化率50.5%)は、生活サポート拠点や公共交通網を整備することによって、持続可能な地域コミュニティの形成を目指している。地域内に商店がなく、移動販売車が毎週木曜日に訪問することとなり、地域中央への移動ニーズが高まった。しかし、依然として買回品の購入や病院は地域外に出かけるしかない。本研究では、地域中央の生活拠点を利用する高齢者の生活行動調査を行った。その結果、集落ごとの地理的特性(生活拠点までの距離、標高差など)に大きな差はなく、日常の生活行動と移動は、「年齢」及び「日常の交通手段」が大きな影響を与えていることが分かった。

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