ゲオルク・ビューヒナーの『レンツ』

書誌事項

タイトル別名
  • ゲオルク ビューヒナー ノ レンツ
  • Georg Buchner's Lenz

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説明

I オーバーリーンの「記録」と『レンツ』 : ビューヒナーの未完に終った短篇小説『レンツ』(Lenz)は, Sturm und Drang期の劇詩人レンツ(Jakob Michael Reinhold Lenz 1751-1792)が, シュトラースブルクの西南に長くのびるヴォゲーゼン山地のある村の牧師オーバーリーンのもとに身を寄せた20日程の間に, 彼の精神が次第に異常をきたしていく経過を, 彼の行動と心理の描写を通じて描き出したものである。……

収録刊行物

  • 人文研究

    人文研究 31 (3), 148-167, 1979

    大阪市立大学文学部

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