子どもと保護者に対する携帯電話販売説明の訪問調査 : フィルタリング・メール受信拒否と店員の問題意識

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タイトル別名
  • Research which visited and investigated to know the situation of explanation when mobile-phone shop sells mobile-phone to children and protector
  • コドモ ト ホゴシャ ニ タイスル ケイタイ デンワ ハンバイ セツメイ ノ ホウモン チョウサ フィルタリング メール ジュシン キョヒ ト テンイン ノ モンダイ イシキ

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抄録

ケータイ被害から子どもを守るため、青少年インターネット環境整備法施行後6ヶ月経過した時点で、フィルタリング設定、メール受信拒否設定、ネットいじめの方法や有害情報に対する携帯電話販売員の知識・理解と説明度を調べるため、青森県内携帯電話ショップの3割を目標に訪問調査した。その結果、自社のフィルタリングサービスの種類と加入の必要性について理解し、ユーザーに説明した販売員は約5割、各社サービスと対象年齢との関わり、方式の違い、カテゴリー分類等の内容になるとその理解も説明の割合も大幅に減じ、本法を説明した販売員は0%であった。また、メール受信拒否設定の説明は1割、有害情報やネットいじめ方法等の認識は低かった。これらの結果を踏まえ、販売会社へ要請書を手渡し、至急の改善を求めた。

弘前大学教育学部紀要. 103, 2010, p.85-93

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