差分法のベクトル計算

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  • Vectorization of Finite - Difference Method

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抄録

差分法は 原子力分野の計算の一つである中性子の拡散と輸送問題において 楕円型偏微分方程式の数値解を得るために使用されてきた。この方面の大型原子力計算コード(プログラム)では 大部分の計算時間が差分近似に基づく計算に費される。そこで 差分計算が 最近のスーパーコンピュータを用いたベクトル計算によって高速化されることが望まれる.本論文では 差分法のベクトル計算解法について FACOM230-75APUを用いて計算時間の比較を行った結果について示す.1次元問題では3対角連立方程式のベクトル計算用新解法を比較 多次元問題では 反復解法の計算時間を 係数の優対角性およびベクトル化手法の違いにより比較する.

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詳細情報

  • CRID
    1050282812867090048
  • NII論文ID
    110002723736
  • NII書誌ID
    AN00116647
  • ISSN
    18827764
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00016093/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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