在宅看護論における家族支援に関する学習効果の検討 : 学生の家族支援の認識に焦点をあてて

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  • ザイタク カンゴロン ニ オケル カゾク シエン ニ カンスル ガクシュウ コウカ ノ ケントウ ガクセイ ノ カゾク シエン ノ ニンシキ ニ ショウテン オ アテテ
  • A discussion of the learning effectiveness of students in home-care lecture : Focus on students' perception "support independence of families"

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type:P(論文)

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本調査では、在宅看護論における学生の家族支援に関する学習効果を明らかにすることを目的とした。対象者は、看護学部2002年度入学生123名であった。第1次調査の結果、在宅看護論終了時における学生の家族支援の認識は、ICFモデルの環境因子と一致を示す4つのカテゴリ【ケアプランの質】【訪問看護実践の質】【生活の質を保証する療養環境の調整】【人的環境としての家族】で構成されていた。質問紙調査(第2,3次調査)より、学生の家族介護者役割に関する認識は、【介護実践者役割】【地域構成メンバー役割】【擁護者役割】の3因子に分類され、実習前後においてその認識に変化があった。以上の結果より、在宅看護論さらには在宅看護実習において、環境因子に着目した家族支援に関する学習効果が学生にもたらされたことが示唆された。

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