ニシキゴイのいわゆる穴あき病に関する研究(2) : 患部から分離された病原性Aeromonas菌の薬剤感受性について
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説明
ニシキゴイの穴あき病巣から分離したAeromonas菌5株についてディスク法により,CM,TC,OX,SX,SM,NF-HC1,NFP,NFS-Naに対する感受性、及び寒天平板稀釈法によるこれら薬剤のMIC値を調べた。1)ディスク法によると,供試菌株はいずれもOX,NF-HC1に比較的強い感受性を示したが,H-16株はCM,TC,NFPに対して+,NFS-Naに対しては-であった。又,H-14,15株は共にNFP,NFS-Naに対しては+,SMには-であった。2)MIC値ではOX,CM,TC,NF-HClはディスク法の結果と大体一致したが,SX,SMではいずれの菌株に対しても100mcg/ml以上の値が得られた。
収録刊行物
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- 新潟県内水面水産試験場調査研究報告
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新潟県内水面水産試験場調査研究報告 (4), 57-61, 1976-08
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813719304064
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- ISSN
- 03861643
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB