ニシキゴイのいわゆる穴あき病に関する研究(2) : 患部から分離された病原性Aeromonas菌の薬剤感受性について

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説明

ニシキゴイの穴あき病巣から分離したAeromonas菌5株についてディスク法により,CM,TC,OX,SX,SM,NF-HC1,NFP,NFS-Naに対する感受性、及び寒天平板稀釈法によるこれら薬剤のMIC値を調べた。1)ディスク法によると,供試菌株はいずれもOX,NF-HC1に比較的強い感受性を示したが,H-16株はCM,TC,NFPに対して+,NFS-Naに対しては-であった。又,H-14,15株は共にNFP,NFS-Naに対しては+,SMには-であった。2)MIC値ではOX,CM,TC,NF-HClはディスク法の結果と大体一致したが,SX,SMではいずれの菌株に対しても100mcg/ml以上の値が得られた。

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