書誌事項
- タイトル別名
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- イケル シュタイ ト シテ ノ ニンゲン ドイツ デ ヨクアツ サレル モノ
- Der Mensch als lebendes Subjekt : Was im deutschen Sprachraum unterdruckt wird
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説明
カントにおいて完成に到った主客概念における主体とは本来、認識(論)的であるが、19世紀末から、認識論的な世界観の相対化と並行して、生物論的な意味方向への変質拡大を起こし、現代の「生ける主体」の包摂にまで至っていると言える。これは、神中心で人間が客体であった状態を抜け出した近代/モデルネから始まる「思索する主体」としての人間観の、移っていった一つの極点に他ならない。神との間で人間が主体となったときには、神に対する人間の関係が、究極的に、生物と連動する主体として問題になると言える。 ドイツ語圈では、そのとき-「生きる主体」というものは、初発にはドイツ語圈で展開しているものの-人間観が精神的なレベルから生物的な意味へ広がる傾向が希薄で、それはむしろフランス側に、顕著である。
収録刊行物
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- 久留米大学外国語教育研究所紀要
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久留米大学外国語教育研究所紀要 12 13-38, 2005-03-31
久留米大学外国語教育研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050283687645418240
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- NII論文ID
- 110004624416
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- NII書誌ID
- AN10448406
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- ISSN
- 13406175
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- HANDLE
- 11316/00001383
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- NDL書誌ID
- 7486257
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles