新生児訪問指導を受けた母親に関する記述的研究 : 母親の産後2か月までの生活と受けた訪問指導に対する評価

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タイトル別名
  • シンセイジ ホウモン シドウ オ ウケタ ハハオヤ ニ カンスル キジュツテキ ケンキュウ ハハオヤ ノ サンゴ 2カゲツ マデ ノ セイカツ ト ウケタ ホウモン シドウ ニ タイスル ヒョウカ
  • A Descriptive Study about the Postpartum Women's Cognition of their lives and a care by the Midwife

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説明

訪問看護ステーション子育て支援事業による助産婦の新生児訪問指導を受けた母親を対象に、退院後の母子の生活の実態と、受けた訪問指導の評価から、今後の出産の母子を支援するあり方を明らかにした。母親は退院後の生活の中で、心配なこと・困ったことに応じて、支援者を選びながら生活をしていた。訪問指導時に母親が相談する事柄は、子どものこと、子どもの栄養方法に関することが多い。訪問指導は、母親の退院後の生活上の心配事、不安なことを減少、消失することに役立っている。訪問時のかかわりとして、助産婦は指導的役割を取るだけではなく、母親の子育てにまつわる思いを聴くことが重要である。出産後、実家で生活する母親が6割程度おり、行政の枠を越えた退院後の母子を支援するシステム作りの必要性がある。そのための方略として、訪問看護ステーションに訪問対象を母子専門とする助産婦を配置することの有効性が示唆された。

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