自然産卵するサケにおける脊椎骨数の遡上時期による違い

書誌事項

タイトル別名
  • Variation in the vertebral number of naturally spawning chum salmon among migrating season (Short paper)
  • 自然産卵するサケにおける脊椎骨数の遡上時期による違い(短報)
  • シゼン サンラン スル サケ ニ オケル セキツイ ホネスウ ノ ソジョウ ジキ ニ ヨル チガイ(タンポウ)

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説明

北海道でサケが自然産卵している3河川において,サケの産卵後の死骸を異なる時期(前期,中期,後期)に採集し,脊椎骨数を比較した。平均脊椎骨数は前期遡上群で最も高かった。また,自然産卵しているサケにおける前期遡上群と後期遡上群の脊椎骨数の差異は,既報のふ化場由来のサケにおける前期遡上群と後期遡上群の差異よりも大きかった。これらの結果より,サケの脊椎骨数は自然産卵しているサケの産卵環境を推測するのに有用な形質であると考えられた。

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