顔文字に含まれる感情成分に基づく感情判断システムの拡張

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近年インターネットの爆発的な普及によってメールやチャット、SNSなどを使用する機会が増えてきている。中でも感情を伝える手段として顔文字が活用されている。しかし、顔文字の存在によって文章と顔文字の感情が相違しており書き手の感情が分からないという問題が発生する場合もある。本研究室には先行研究の感情判断システムがある。この既存のシステムでは文章から感情を判断できるが、受動態の判定ができない、主語が無い文章は判定できない等の理由により、結果として無感情と判断される場合が多い。そこで本研究では感情判断システムの精度を向上させ、文章とそれに付与された顔文字から感情を比較・検討している。

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