様々な降雨状況における土砂災害センシング情報送信スケジュール手法の性能評価
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土砂災害において早期避難を促して人的被害を軽減するために,土砂災害前兆現象の検知が重要である.土砂災害前兆現象検知のためのセンサネットワークでは,バッテリと太陽光パネルの発電能力にともなった電源の制約の下で,土砂災害危険時の未送信時間を低減することが重要である.本研究では,土壌雨量指数とバッテリ残量に応じて送信間隔を制御する,SBA(Soil water index and Battery Adaption) スケジュールを提案した.土砂災害発生の原因となる降雨を想定した気象状況や実際に土砂災害が発生した年の広島市の気象記録に基づいたシミュレーションにより,土砂災害危険時の未送信時間とシステムの生存時間を評価した.その結果,SBAスケジューリングは様々な降雨であっても,バッテリ切れを抑えて,未送信時間を低減できることを示した.
Journal
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 357-358, 2022-02-17
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602375936
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- NII Book ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00221241/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB