撥水性多孔質粉体を混和したモルタルの空気量および凍結融解抵抗性の変化
Description
本研究では,撥水性多孔質粉体がモルタルの凍結融解抵抗性および練り混ぜ時の空気混入量に及ぼす影響を明らかにすることを目的として検討を行った。撥水性多孔質粉体をモルタルに混和することにより空気量は大きく増加し,その影響は粉体の粒度,置換率に依存する結果となった。また,撥水性多孔質粉体をモルタルに混和することにより凍結融解抵抗性は向上し,これはモルタル中に導入した水の入りにくい空隙による水圧緩和による凍結融解抵抗性向上効果よりも主に撥水性多孔質粉体混和による空気量の増加によるものであると考えられた。
Journal
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 32 (1), 857-862, 2010
公益社団法人日本コンクリート工学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050303465333704320
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- NII Article ID
- 120005656421
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- ISSN
- 13474111
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- Web Site
- https://ir.lib.shimane-u.ac.jp/31765
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN