積層した焦電結晶によるX線発生挙動およびその温度依存性

  • 山本 孝
    徳島大学大学院総合科学教育部地域科学専攻 徳島大学総合科学部総合理数学科
  • 馬木 良輔
    徳島大学総合科学部総合理数学科
  • 山岡 理恵
    徳島大学大学院総合科学教育部地域科学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Temperature Dependence of X-Ray Emission Behavior from Stacked Pyroelectric Single Crystals
  • セキソウ シタ ショウデンケッショウ ニ ヨル Xセン ハッセイ キョドウ オヨビ ソノ オンド イソンセイ

この論文をさがす

抄録

<p>積層させた薄片状タンタル酸リチウムまたはニオブ酸リチウム単結晶とセラミックヒーターを用いた小型高電場発生デバイスを製作し,これまでの検討より高温領域である室温から650 Kまでの間でX線発生実験を行った.473 Kから650 Kまで10-4 Pa下で加熱すると最高28 keVのX線が発生した.積層させた焦電結晶の側面では温度変化に伴い局所的な放電が繰り返し起こった.焦電結晶の形状と放電発生について議論した.</p>

収録刊行物

  • X線分析の進歩

    X線分析の進歩 45 (0), 327-334, 2014-03-31

    公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ