自我消耗が不正行為に及ぼす影響―自我消耗するとズルしやすいのか?―
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説明
本研究では、自我消耗が不正行為にどのように影響を及ぼすかについて検討した。実験はストループ 課題による自我消耗操作を行った後、数字探索課題を実施した。参加者には、この課題の正答数に応じ て謝礼品を渡すことが教示された。また、課題の採点方法によって不正行為の機会の有無を操作した。 従属変数は課題の正答数であった。その結果、仮説とは反対の結果が得られ、自我消耗が不正行為を減 少させることが示された。これらの結果について、自己統制の枠組みに基づく考察がなされた。
収録刊行物
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- 立正大学心理学研究所紀要
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立正大学心理学研究所紀要 16 37-41, 2018-03-30
立正大学心理学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287552634496
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- HANDLE
- 11266/6569
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- ISSN
- 13482777
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB