カタカナ語の使用における中高年者と大学生の比較
Bibliographic Information
- Other Title
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- A Comparison of Middle Aged People and University Students on the Usage of Katakana Loan Words in the Japanese Language
Abstract
本研究は,日本語の乱れの原因の一つといわれている外来語などのカタカナ語の問題について調査し,考察したものである.一般にカタカナ語を好み,多用しているのは若者であると思われがちであるが,本当にそうなのかを検証した.18歳から25歳の大学生と34歳から68歳の中高年者を対象として,どちらの世代が多くカタカナ語を使用しているのかを,カタカナ語144語について主観的使用頻度の調査を行い,世代間比較を行った.その結果,大学生より中高年者のはうがカタカナ語を多く使用していることがわかった.この原因としては,大学生の育ってきた言語環境がすでにカタカナ語の氾濫した状況であったため,その反動としてカタカナ語を中高年はど用いないと推測された.
Journal
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- 仁愛大学研究紀要
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仁愛大学研究紀要 4 45-56, 2006-03-31
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Details
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- CRID
- 1050564287738355200
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- ISSN
- 13477765
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10461/2824
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB