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- Other Title
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- ケイシャチ ウンシュウ ミカンエン ニ オケル ソウセイ サイバイ ニ カンスル ケンキュウ
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軽労的な土壌への有機物の補給を目的として傾斜地ウンシュウミカン園における緑肥作物草生栽培について検討した。1.ヘアリーベッチ、クリムソンクローバ、ナギナタガヤが自然枯死型草種で刈り取りの必要も無く、省力的であった。2.ヘアリーベッチ、クリムソンクローバ、ナギナタガヤの3草種の中では、ヘアリーベッチが最も被覆率抑草効果ともに優れており、面積当たりの有機物量および全窒素量も高かった。3.枯死後の窒素の溶出はマメ科草種、中でもヘアリーベッチが多く、樹体への寄与率もヘアリーベッチが高かった。4.ヘアリーベッチ草生栽培による夏期の窒素遅効きによる果実の品質低下は起こらなかった。5.成木園ではヘアリーベッチ草生と20%減肥を組み合わせた施肥法が可能である。
Journal
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- 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告
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和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (9), 35-42, 2008-03
有田川町 (和歌山県) : 和歌山県農林水産総合技術センター
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288655927808
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- NII Article ID
- 40016208704
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- NII Book ID
- AA11480140
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- ISSN
- 13455028
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- NDL BIB ID
- 9621387
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles