チャ樹におけるチャノミドリヒメヨコバイ卵寄生蜂の存在の確認とその発生状況
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チャ樹の新芽組織中に産下されたチャノミドリヒメヨコバイ卵において、卵寄生蜂の存在を初めて確認した。1.チャノミドリヒメヨコバイ卵寄生蜂は形態的に3種類に分けられた。いずれもホソハネコバチ科に属するものと考えられ、内2種類はAnagrus属に類似した。2.本卵寄生蜂は高知県内の主要チャ産地に分布し、チャノミドリヒメヨコバイの多発生期における寄生率は最高で82.5%であった。また、地域により優占種が異なった。3.卵寄生蜂の発生推移は、寄主であるチャノミドリヒメヨコバイの増減に影響されていると考えられた。
Journal
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- 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
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高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (19), 37-44, 2010-03
高知県農業技術センター
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288666004096
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- NII Article ID
- 220000117251
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- NII Book ID
- AN10406825
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- ISSN
- 09177701
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles