胃印環細胞癌の臨床病理学的検討

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公開日
2003-03
資源種別
journal article
公開者
市立室蘭総合病院

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説明

胃の印環細胞癌の臨床病理学的特徴を知る目的で当科で経験した印環細胞癌(以下sigと略す)51例について他組織型癌670例を対照として比較検討した。sig群の男女比は1.4:1と対照群2.2:1に比べ、女性の占める比率が高く、また平均年齢は56歳と若い傾向であった。腫瘍占居部位ではsig群は胃体部から胃上部(72.5%)に有意に多い結果であった。肉眼型ではsig群は早期型が多く(78.4%)有意差を認めた。リンパ節転移率はsig群では早期癌が多いため、転移率は低い傾向であった。早期病型ではsig群は全例平坦~陥凹型であり有意差を認めた。全体の5年生存率はsig群が良好で(84.7%)有意差を認めた。印環細胞癌は早期癌として発見されることが多いが、進行したtypeであるlinitis plastica型癌では腹膜播種を起こしやすくその予後は極めて不良である。

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