米飯,肉および野菜の摂取順が若年者の食後血糖値に及ぼす影響

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  • Effect of intake order of rice, meat, and vegetables on postprandial blood glucose level in healthy young individuals

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日本では2型糖尿病が主要な健康上の問題として認識されており、食後血糖値上昇は、糖尿病発症の初期兆候である。近年、ベジファーストやミートファーストと呼ばれる食事法が、食後血糖値上昇を抑えることが注目されている。これらは、野菜や肉をコメなどの炭水化物源よりも先に摂取する食事法である。本研究では、米飯、肉料理および野菜料理の摂取順が食後血糖値に及ぼす影響について、若年者を被検者として詳細に検討した。さらに、これらの食事法と日本人の伝統的な食べ方である三角食べとを比較した。被験者に米飯、肉料理、野菜料理の3つからなる食事を、全ての組み合わせ順で摂取させ、食後120分までの血糖値変動を調べた。その結果、米飯より肉料理を先に食べた場合(ミートファースト)で、その逆に比べて、血糖値上昇が低かったが、野菜料理については摂取タイミングによる影響は見られなかった。また、三角食べはミートファーストと同等の食後血糖値上昇抑制効果があることが確認された。これらは、糖尿病予防を目的とした安全で効果的な食事法として期待できるかもしれない。

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