農村地域における霞堤を活用した防災・減災
書誌事項
- タイトル別名
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- ノウソン チイキ ニ オケル カスミテイ オ カツヨウ シタ ボウサイ ・ ゲン サイ
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説明
霞堤は伝統的な治水対策の一つである。北川水系(滋賀県,福井県)には霞堤が11ヶ所あり,流域治水に貢献している。近年の水災害の激甚化に伴い,たとえ霞堤を有していても平成25(2013)年台風18号の豪雨により北川の支川が決壊した。今後は洪水を閉じ込める治水ではなく,溢れる水に対応する治水へ今までの考え方を改め,霞堤を保全し,さらには新たに整備することが望まれる。霞堤のような氾濫受容型の治水対策は,霞堤の近くで営農する農業者にとって大雨の度に湛水被害が生じる可能性があり,不公平感が否めない。それに対して,国は十分に公的な補償をするべきである。今後も激甚化する水災害に対し,強く,レジリエンスのある地域社会を築くためには,流域住民の自治を復活させることが重要である。
収録刊行物
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- 水利科学
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水利科学 66 (5), 56-65, 2022-12
東京 : 日本治山治水協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050582075683155456
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- NII書誌ID
- AN00125003
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- ISSN
- 00394858
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- NDL書誌ID
- 032589611
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL