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最近経験したBacteroides fragilis 感染症の二例

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  • サイキン ケイケンシタ Bacteroides fragilis カンセンショ

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「はじめに」嫌気性菌は下部腸管, 口腔咽頭, 女性生殖器の常在細菌叢の優位構成菌であり, 嫌気性菌感染症は宿主防禦能の低下時に発症しやすいといわれる1). さらに嫌気培養法の向上も加わって本症に近年注目が集められている. われわれは最近, 結腸憩室穿孔の手術後に発症したBacteroides fragilis敗血症の1例と, 再生不良性貧血患者でステロイド治療中に発症したB.fragilisによる尿路感染症の1例を経験した. 両症例ともlincomycin(LCM)の投与により治癒したが, 発症の背景に関して教えられる点も多く, 症例の提示とともに若干の考察を加えてみた. 「症例」症例1 T.Y., 54才, 主婦 主訴 腹痛 家族歴・既往歴 特記すべきことなし. 現病歴 数年前よりS状結腸憩室炎として近医へ通院していた. 昭和50年2月12日朝食前に突然下腹部痛か出現した. 疼痛は持続性で徐々に増強したため緊急入院となった.

Journal

  • 臨牀と研究

    臨牀と研究 52 (12), 3656-3660, 1975-12-01

    大道学館出版部

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