上越地域でのこれからの住宅

書誌事項

タイトル別名
  • House for the Joetsu Area in the Future
  • ジョウエツ チイキ デ ノ コレカラ ノ ジュウタク

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説明

雪の多い新潟県上越地域では、その雪対策として昔から雁木(がんぎ)が作られてきた。昨今この地域で新築される住宅は圧倒的に高床式住宅が多い。高床式住宅は足が不自由になった者にとっては問題点も多い。ここでは雪対策に雁木を取り入れ、いつまでも住み続けられる住宅の一例を提案した。この住宅は高齢者の専用トイレを寝室に隣接して設置した。また高齢者の足・腰が弱った時には、様々なリフトが使用できるよう準備した。これからの住宅に必要な基本的な考え方を以下に提示した。①車椅子が使用できる。②人力による冬季の除雪作業が少ない。③寒さ、暑さのバリアの除去。④火災の危険性を避ける。⑤環境保全を考慮する。⑥有害物質の出ない建材の使用。⑦介護がしやすい構造。⑧長く在宅療養が可能。⑨心が安らぐ空間を持つ。

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