クロマツ実生苗木を用いた挿し木の発根促進方法

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タイトル別名
  • クロマツ ミショウ ナエギ オ モチイタ サシキ ノ ハッコン ソクシン ホウホウ

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説明

挿し木に適したクロマツ苗の得苗に有利な発根促進処理方法を明らかにするため、クロマツ3年生実生苗を用いて植物ホルモン(IBA)の濃度や処理方法を変えて挿し木試験を行い、発根率や根の充実度及び上長成長について検討した。また併せて挿し穂の径との関係を検討した。その結果、挿し穂の径は3.0mm以上のものが良く、IBA水溶液へ浸漬処理した後、挿しつけ前にIBA粉剤を紛衣する組み合わせ処理が得苗に有利であると判断された。また、浸漬処理を行うIBA濃度の違いによって、根の充実度(根の本数)と上長成長に違いがあることが明らかになった。

収録刊行物

  • 研究報告

    研究報告 (30), 29-33, 2006-03

    寒河江 : 山形県森林研究研修センター

被引用文献 (1)*注記

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