福祉施設等での園芸活動実践における障壁についての考察

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  • フクシ シセツ トウ デ ノ エンゲイ カツドウ ジッセン ニ オケル ショウヘキ ニ ツイテ ノ コウサツ

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説明

福祉施設などで園芸活動を実践する上での障壁についてヒアリング調査を実施した。1.福祉的な園芸活動は、他の福祉的な活動と比較して、対象者の安全確保、活動の準備および後片づけ、栽培管理について、担当職員への負担が大きい。2.栽培技術および病害虫防除に関する知識が不足し、園芸活動の十分な結果が得られないことがある。3.園芸活動に付随する栽培管理作業は、業務であるという認知を受けにくい。4.授産施設および特例子会杜における園芸活動は、担当職員の作業量に対する収益性が低い。5.利用する植物についての毒性や、トゲ、アレルギー反応など、対象者に対する安全確保のための詳細な情報が必要である。

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